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世界観

​宇宙の果て・・
​ワールドファスト
カフェテリア・コルドバルーゴ

24世紀初頭。

 

統一政府を樹立し、恒星間航行を可能にした人類は、僅か300年で版図を銀河系全土に広げ、後に『霧の時代』と呼ばれる銀河文明を築き上げた。

銀河文明の「星間国家」の人々は、高度な技術力がもたらす恩恵が、永遠に続くと信じていた。

 

だが、全銀河系全体を巻き込む「惑星間戦争」の勃発によって、終わりを告げた。

 

戦争は激しい攻防を百年以上続け、数多くの「星間国家」を崩壊、孤立化させ、銀河文明を大きく衰退させた。
やがて、勝者不明のまま戦争は終結を迎え、生き残った人類は長きに渡る『暗黒時代』を生き抜くことになる。


それから、3千年の月日が流れ・・・


地球から観ると、銀河の中心を通って、丁度反対側(逆回転辺境域)にある星。
レヴ=トウィン宙域、クォーターフォート星系・第三惑星 『リベラブルグ』 で人類の末裔が、かつての技術力を取り戻し、孤立化した星々を復興させて行った。さらに 『リベラブルグ』 が中心となって、文明世界の復興を宣言、年号を新暦(ATD)と制定し、327カ国の「星系政府」からなる 『銀河連盟』 を誕生させた。

 

そして物語は、「ATD:436年」から始まります。

惑星リベラブルグの軌道上にあるオービタル宇宙ステーション「ウィルギルス」内にあるカフェテリアバー。ラーシュ・リヴ・ハイゼンが雇われ店長兼ウェイトレスをしている。オーナーはポー・マーリン。リヴのフィクサーでもあるハティ・リヒュト・シュバイツが、ポーに出資する形で、経営資金を出している。カフェテリアにはオープンスタジオもあり、リヴはそこでDJもしている。

惑星リベラブルグ

地球から観ると、銀河の中心を通って、丁度反対側(逆回転辺境域)にある星。
レヴ=トウィン宙域、クォーターフォート星系・第三惑星 『リベラブルグ』

スペースオペラ『コズミック・フロンティア』の物語は、この惑星からすべてが始まります。

 

そこで、まずこの摩訶不思議の星を紹介したいと思います。

 

この星は、海と陸の割合が8:2であること以外、サイズ、大気など地球と同じ環境です。

自転周期も地球と同じ”1日24時間”という、奇跡的な状況なのです。

また、わずかな陸地は山岳地帯が多く、大きな地殻変動が起こった形跡がみられるます。

 

何故『リベラブルグ』は地球と似たような星なのか?

それは「銀河文明人」がテラフォーミングなどよって、地球と類似する惑星に創り変えたからです。

『銀河文明人』は『リベラブルグ』を、人類にとって最適な環境にするために、大量の「ロスト・テクノロジー」の産物を投入した結果なのです。

故に、長い年月の間に破損した物もありますが、数多くの産物は今も多く残っています。

 

さて、『リベラブルグ』は一度『惑星間戦争』によって、中世ヨーロッパ時代の文明レベルまで衰退しました。

しかし、この星に『パステル・ファージ家』(後述)の御三家『レミントン家』の一族が到来し、残った「ロスト・テクノロジー」をを復旧させ、高度な文明を保有した『科学の惑星』に戻しました。

(レミントン一族が何故、この星に到来したのかは、後で説明します^^;)

 

物語が始まる『リベラブルグ』の状況は・・・

 

各地に研究機関、実験施設を設置し、新発見や技術開発、「ロスト・テクノロジー」の解明に貢献しています。

自然環境は、政府の保護政策のお陰で(表向き)汚染の少ない、良好な状態が保たれています。

人口は「約5千万人」で惑星首都『ペリペティア』に集中している。

 

その惑星首都『ペリペティア』は、巨大なビル群が林立するメガシティで軌道エレベーターを保有しています。

中でも『アーサー・アカデミー』と呼ばれる、最先端の、高い教育を受けられる教育機関は秀逸で、毎年他の惑星から、多くの留学生がやって来ます。

そして、ビル群は『銀河同盟』(後述)に強い影響を与える”多国籍企業(メガ・コーポレーション)の本社が置かれています。

 

『リベラブルグ』のラグランジュ・ポイントには、惑星を取り囲むように”粒子加速器”が設置されています。

その”巨大リング”に、宇宙港を兼ねた軌道ステーション『ウィルギルス』があります。

 

惑星『リベラブルグ』を訪れた人々は、まず『ウィルギルス』の自然豊かな森を観ることになります。

過去の地球で興った世界を軍事行動で統一しようとした組織。後に、全銀河宇宙を統一しようとする組織となり、銀河連盟、ハノーバ宇宙連合都市、ワールドファストの三者の間で星間戦争が勃発するきっかけを作る。

​ハノーバ宇宙連合都市

​惑星ハノーバーで興った、惑星連合国家。創設者はハティ・リヒュト・シュバイツ。彼女がかつての故郷、地球のハノーバー都市を再現しようと、ロストテクノロジーによって一人で作りあげた街ハノーバーが発端。ハティのもとには、パステル・ファージ家の血族が集結。コミューン家、レミントン家、ディライト家の三家がそれにあたる。

​パステル・ファージ血族

​過去の地球で栄えた王侯貴族の末裔。直系はコミューン・パステル・ファージを名乗り、レミントン家、ディライト家の三家がそれに連なる。アニー・レミントンは、レミントン家の長女であるが、実はパステル・ファージ家の直系の血を受け継いでいる。本名は、アニー・レミントン・パステル・ファージ。トーマスは、ディライト家の当主。本名は、トーマス・ディライト・パステル・ファージで、彼は科学技師でもあり、AIヒューマノイドであるポー・マーリンを作った事で、ハティに信頼を置かれる人物でもある。パステル・ファージ家はかつて血で血を洗う様な、血族間での骨肉の争いをして来た。ディライト一族は虐げられて来た歴史を持ち、トーマス卿はその事でパステル・ファージ家そのものを憎んでおり、そのた血族を闇に葬ろうとまで考えている。ポーは初め、ハティの警護を担うために作られたAIヒューマノイドだったが、のちにアニーを抹殺するためのアサシンとしてアニーのもとえ送られた。しかしパステル・ファージ家に代々伝わるAI技術には、シークレットコマンドが仕掛けてあり、パステル・ファージ家の血筋の者の命を奪ってはならないというコマンドが組み込まれていたのだった・・・。

​コズミックフロンティアの勢力図

黄緑色に塗られた部分が「ハノーバー惑星連合宇宙都市」の現在の勢力域。
水色に塗られた部分が「銀河連盟」の勢力域です。
黒色の部分は、探査機器などを無効にする物質が充満するエリア「暗黒海」です(某●ノフスキー●子?)

 

この世界の銀河系には、未開の惑星、かつては隆盛を誇っていたが、今は孤立化し、衰退した惑星が数多くあり銀河を旅する人々に冒険心を掻き立てます。

また、レアメタル資源などが多く眠る星。かつての銀河文明が遺した『ロスト・テクノロジー』の産物も無数に残され、それらを手に入れて、一攫千金を狙う者もいる。

銀河同盟ならびに・惑星リラブルグの組織・団体について

ここでは、序盤の舞台となる『レヴィ・トゥイン』宙域と『銀河同盟』について説明します。

 

レヴ=トウィン(Rev=twin, Reverse=twin)宙域とは、地球から観ると、銀河系の中心を通って、丁度反対にある辺境宙域である。 中心域(コア・ワード)及び逆回転辺境域(リム・ワード)から進入する際、最全長18パーセクに及ぶ純黒体性質を帯びた暗黒物質の海を通らなければならず、これが星天線を対称にした背中合わせの双子に見えるため、名付けられた。この物質は理論的に純粋な黒体に近い性質を持ち、あらゆる干渉に対して、反射をほぼ0としてる、暗黒の海である。

 

この暗黒物質のせいで、この宙域の正式航路は回転方向辺境(スピン・ワード)方面にのみ限られ、交易などによっては活性化しにくい地域柄である。この宙域独特な存在として、暗黒海を横切る運び屋や海賊等の存在があり、それらを総称して『ダーク=セレスト』と呼ばれる者たちがいる。

 

さて、この暗黒の海(シャドウ=トウィン)は、この宙域最大の難所。

構成物質の約95%以上が純粋黒体でできている。

この海域には、いわゆる悪い噂・都市伝説の類が多く、「死んだ知人が、未登録の船に乗って彷徨う」「未発見の超資源が眠る資源星がある」など、誰も真偽を確かめたものはいないが、ダーク=セレストの中には、これらの噂を確かめようとするものは後を絶たない。一方で、この海は多くの希望と命を静かに呑み込んでいったのである。

 

 

『銀河同盟』は、『リベラブルグ政府』が中心となって設立された国際機関である。

現在、『レヴィ・トゥイン』宙域にある、327ヵ国の「星系政府」が加盟し、「発展途上にある政府への支援」「加盟国の平和維持活動」を、おもな目的として運営されています。

連盟事務局は『惑星リベラブルグ』の首都「ペルぺティア」に置かれてる。

『惑星リベラブルグ』には数多くの企業、団体、組織が存在します。

その中でも、『レヴィ・トゥイン宙域』全体に強い影響力を持つモノを紹介します。

 

【サナリ―】

銀河連盟の下位組織で『レヴィ・トゥイン宙域』に存在する「未開拓惑星の発見、調査」を目的とした研究機関である。他に「ロスト・テクノロジー」の収集。「発展途上段階の惑星支援」などがあります。

事務処理などを行う、サナリ―本部は『惑星リベラブルグ」の首都「ペルぺティア」に設置され、専用の研究施設は、軌道ステーション『ウィルギルス』に4か所に置かれています。

サナリ―職員の殆どは、博士号を取得した「技術者」「科学者」たちで、フィールドワークに長けた者たちである。

 

【セブン・デイズ】

首都「ペルぺティア」にグループ本社を置く、多国籍企業(メガ・コーポレーション)

元はテラフォーミング事業を扱う企業であったが、現在はあらゆる事業に手を伸ばし、利権を独占しようとする。

また「私設軍隊」を保有し、有能な軍隊経験者をヘッドハンティングしている。

 

【ツイン・フェイス】

報道、娯楽に関するすべてを取り扱う巨大企業。

その映像は”電脳空間”を通じて『レヴィ・トゥイン宙域』の星々に送られている。

 

【コスタ・アンダール社】

『レヴィ・トゥイン宙域』の運輸業を扱う大手企業。観光事業も行っています。

コズミック・フロンティア歴史年表

●コズミック・フロンティアの歴史年表


 西暦      新暦(ATD)
  
 2107年     -   軍事組織『ワールドファスト』が台頭。
 2125年    -   コペンハーゲンに「ハノーバー研究所」創設。
 2192年   -  「バニティードール」の技術が確立され、数多くの実験が開始される。
 2201年    -  『シュバイツ・ハティ・リヒュト』生まれる。   
 2215年   -  『ワールドファスト』世界各地に軍事介入を始める。  
 2217年      -  ”特殊な力”を継承する王侯貴族『パステル・ファージ家』がレジスタンス活動を開始。     
 2218年     -  ハティ、レジスタンス活動に参戦。『ワールド・ファスト』と死闘を繰り広げる。
 2221年   -  レジスタンス敗北。『ワールドファスト』統一政府樹立を宣言する。
 2222年    -   恒星間航行技術「OPD」が開発され、統一政府は太陽系外惑星の開拓に乗り出す。
 2223年   -   ハティ。コールドスリープに入り、シリウス星系のある星で深い眠りに付く。

 2458年   -  『ワールドファスト』銀河系全土を開拓し、一大「銀河文明」を樹立。
 2501年   -   圧政下に苦しむ星々が、銀河系の各地でレジスタンス活動を起こす。
 2524年   -  『パステル・ファージ家』再度『ワールドファスト』と開戦(惑星間戦争勃発)
 2609年   -  ハティ。コールドスリープから覚醒する。
 2715年   -   戦争終結。星々は孤立化。『ワールドファスト』は開拓中だった”馬頭星雲”に逃亡。
 2716年    -   ハティ。シリウス星系に『ハノーバー連合宇宙都市』を創設し、ドロイドたちと過ごす。

 2720年   -   暗黒時代の到来。

 5008年    -  『パステル・ファージ家』の”御三家”が太陽系内で内戦を始める。
 5026年   -   御三家の「レミントン家」が同じく御三家の「ディライト家」に破れ逃走。
 5033年   -  「レミントン家」リベラブルグに落ち延び、そこで文明復興を起こす。
 5041年   -  「ディライト家」と「コミューン家」と和解し、ハティが住む星を訪問する。
 5057年   -  「ディライト家」「コミューン家」ハティと共同で宇宙都市発展を協力する。

 5134年   001  「レミントン家」リベラブルグ周辺の星々を再開拓し『銀河連盟』を創設。
 5201年   067  『銀河連盟』加盟国(星系国家)が327ヵ国になる。
 5203年   070  「レミントン家」”銀河連盟評議会”から突如断罪され追放される。
 5252年   118  『ハノーバー連合宇宙都市』宇宙漂流民を受け入れ拡大していく。
 5347年   213  「ディライト家」「コミューン家」に謀反の冤罪を被せて追放する。
 5368年     「コミューン家」リベラブルグで「レミントン」の末裔と接触。
 5385年      ”アニー・レミントン”誕生。
 5395年     ハティ。「コミューン家」の生き残りと出会い、銀河連盟の存在を知る。
          

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